夏を代表する花といえば、誰に聞いても「ヒマワリ」ではないでしょうか?
花業界では、ヒマワリはだいたい5月ごろから卸市場でよく見かけるようになります。
さすがに5月はそうでもないのですが、6月に入って気温が30℃を超える日が出始めると、ヒマワリを使ってほしいというご要望が出てきます。父の日のアレンジメントやスタンド花などで人気が高いように思います。大きくて存在感があり、季節感もばっちり持ち合わせています。おまけに「安い」という要素もあって、ヒマワリを使うと夏らしくド派手でずいぶん見栄えのするものが出来上がります。価格は品種や大きさや背の高さなどによって多少異なりますが、普通の品種・普通の大きさでだいたい一本当たり150円~200円くらいです。
品種については、ご注文の際にご指定をお受けすることは難しいですが、市場には普通の黄色いもの、オレンジがかっら色のもの、八重咲き(花びらが一重でぐるりと一周しているだけでなく、ダリアのように中心に近い部分まで無数についているもの)、中心部分が茶色いもの、ガーベラよりも小さい小ぶりなもの、ミニバラなどのように1本にたくさんの花がついている物など、いろいろあります。