いよいよ7月になり、夏本番がやってきます。夏の花と言えばひまわりやアサガオを思い浮かべる方が多いと思います。また、南国の花と言えばハイビスカスやアンスリウムでしょうか。
ひまわりとアサガオについては、小学校の時に種から育てたという経験をお持ちではないでしょうか?ちっちゃな種ですが、ひまわりはびっくりするほど大きくなりますし、アサガオは毎日ツルが伸びて新しい花が咲きますので観察のし甲斐がありました。花の業界ではアサガオはあまり目にしません。つる性の花は切り花には向きませんので、やはり見かけても種か鉢植えです。ひまわりはよく花屋さんの店頭でも見かける通り、切り花として夏の代表的な花材となります。
ハイビスカスやアンスリウムは夏の鉢植えの定番です。ハイビスカスの方は主にガーデニング用として用いられ、名古屋の街中では中央分離帯の花壇に植えられているのを見ることができます。それに対してアンスリウムは、主にインテリアや贈り物として利用されることが多いです。造花のような個性的な花で、夏場は次々につぼみができて花が絶えませんが、冬場には(室温にもよりますが)花は一旦お休みとなります。ただ、葉っぱの形状やつやが美しいですので、暖かくなって花が咲き始めるまでは観葉植物として楽しんでいただけます。開店などのお祝いに贈る花として、胡蝶蘭の小さいタイプのものよりも見栄えがしますし色がありますのでお勧めです。